食品そのものに陰陽があり、また、熱や圧を加えることで逆転させることもできます。
何事もかたよってしまうより、バランスよくいきたいですね!
ここでは食べ物の陰陽説についてご紹介していきます。
食べ物の陰陽について
食べ物にも陰陽があります。
全てではないですが、ざっくりまとめると、
- 暑い場所や暑い時季に採れるものは、体を冷ます働きがある→陰性の食べ物
- 寒い場所や寒い時季に採れるものは、体を温める働きがある→陽性の食べ物
となります。
自然界のバランスはすばらしいですね!
うまくできているんだなぁと感心しちゃいます。
つまり、陰と陽、どちらが良い・悪いではありません。
季節や場所、体質に合わせてバランスよくいただくのがいいんですね!
かたよらないことを中庸(ちゅうよう)といい、はるか昔、孔子の時代からある言葉ですが、食べ物についても中庸をめざすのがよいとされています。
食品の陰陽
陰性の食べ物
バナナ、アセロラ、パイナップル、マンゴー、トマト、ナス、キュウリ、スイカ、コーヒー、ビール、はちみつ、黒砂糖、自然塩など
これらには体を冷ましてくれる効果があります!
陽性の食べ物
りんご、ごぼう、にんじん、さといも、さつまいも、かぼちゃ、れんこん、たんぽぽコーヒー、三年番茶、牛肉、豚肉、てんさい糖など
これらは体を温めてくれる効果があります!
中庸の食べ物
玄米、全粒粉、海藻など
陰陽が極端なもの

極陰性とされ、バランスを語る以前に、そもそもとらないのがよいとされているもの
→白砂糖、化学調味料など
極陽性とされ、同じくとらないのがよいもの
→加工肉(ハム・ベーコンなど)、精製された塩、など
おすすめの砂糖 ・ホクレン てんさい糖 650g ←わたしはこちらを愛用しています。 おすすめの塩 ・ぬちまーす 250g ←まろやかなお味でおいしいです。 |
日本人の昔からの知恵-熱・圧を加える

四季のある日本では、旬のものをいただくことがよいとされています。
これもまた理にかなったものですね!
暑い夏には体を冷ますものをいただき、寒い冬には温めるものをいただいてきました。
その工夫が調理法にも表れています。
熱や圧を加えたり、発酵の作用などにより陰陽がかわるのですが、梅干しなどのお漬物やお味噌、醤油、また乾物も陽性です。
寒い冬には体が温まりますね。
まろの梅は、最初は知人からいただきいたのですが、名前のとおりまろやかでほんのり甘さがありお気に入りになりました。
自宅用には無選別(訳あり)でも十分においしいです。
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(番外編)肉と魚・りんごとみかんのバランス
肉の悪い性質を打ち消すにはりんごがよい
魚の悪い性質を打ち消すにはみかんがよい
このように聞いたことがあります。
たしかに、リンゴが名産の国や地域では、お肉がよく食べられている印象があります。
ミカンは沿岸で栽培されるものが良品のため、栽培がさかんな地域ではやはりお魚がよく食べられていますね。
自然のバランスというのはすばらしいですね!
まとめ
中庸であることの大切さは、食べ物にも言えることなんですね。
わたしは甘いものも好きですしズボラなところもありますので、これらを完全に守っているというわけではありませんが、できる範囲でゆるく取り入れています。
知らずにいるよりは、知った上で「できることはやろうかな」というスタンスです。ストレスを感じないのでオススメです。
食事もバランスよくいきたいと思います。